人物画


誰もが持っている男性性と女性性を、男性と女性の絵を描くことで、考察していきます。


まず、私は女性を描きました。

ちょこちょこと切れる線:自信がない。(えー、手書きの漫画世代は、こういう鉛筆線を描いて、上から清書する癖がついていませんか?)

長く垂れる髪:性的非行を犯した少女

長く細い首:教養があり、強情

手にバッグ:バッグは子宮の象徴

制服:社会の評価を気にする。

正面向き:素直さ、柔らかさの欠如、ヒステリー傾向

次に男性像。

後ろ向き:逃避傾向、他者に否定的、自分を隠す。

頑丈な肩を描く女性:男性への反抗を表す。

以上をまとめると、女性性は社会的に優等生を演じながら、性的なモラルには従っていない。男性性は語りたくないし、男性を必要としたくない・・・という感じでしょうか。


これを描いた時は援助交際が頭に浮かんでいたので、まあ、こういう結果なのは納得です。

女性と貧困に興味があるので、援助交際や買売春にはアンテナが反応します。

男性に頼らずに生きる力が欲しいというのが根本にあるので、男性への反抗というか追従したくないという思いがあるんでしょうね。


職場では、男性性を前面に出して働きましたが、学生時代は「天然、癒し系」で女性性を前面にしていて、一部の人にしか男性性を見せていなかったのです。

未だに男性性と女性性のバランスが取れていませんが、これから自分で考えた仕事をしていく中で、両方を認め合い、柔らかな人間になれるような気がしています。

にかい堂 アート  セラピー

お絵かきのお手伝いやアートセラピーについてのブログです。

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