結局、母への片思い

昨日、インスタグラムに「天使の声が枯れた日」という作品をアップしました。

載せた時に違和感があり、今日になってアート「作品」じゃなく、アートセラピーとして描いたものだと気づきました。

インスタグラムの場合、海外の方に見てもらえる可能性を考え、タイトルだけ英語を載せています。今回は”Please,mum...please..."と載せましたが、描いている間に考えていたタイトルは"Please,love me,mum...please"でした。

カーペンターズを聞きながら、何で「母に愛してほしい」ということに引っかかると、素晴らしい才能を持っていても自己評価が低いのかな、と考えていました。

小学生くらいだと、虐待されていても親を庇うんですよね。お父さん、お母さんが大好きなんです。


武家社会では、腹を貸しただけの嫁(よそ者)が子育てに口を出すなという考え方がありましたし、高貴な女性が子どもに乳を含ませるのは野蛮だと言って乳母を雇う時代がヨーロッパでも日本でもありました。(胸が張って、大変でしょうに・・・)

その頃なら、今のように「母に愛されない」と悩むことは少なかったでしょうか?

現代の「家族は仲良し」神話は、いつ頃できたのでしょうね。

母親が自分なりに子どもを愛していても、子ども側が求めているものと違うと、「愛されている」と認識してもらえない・・・なんの罰ゲームですか。


アートセラピーの授業で「母親に言ってもらいたかったこと」を話すロールプレイがあり、私は泣いてしまって全然できませんでした。

15回セットのカウンセリングで、色々吐き出しているので、少しずつ悲しみや怒りが柔らかくなる予定です。(母は普通に接してくれているのに、私の感受性が鋭すぎて勝手に傷ついたことも多いようです。)

※ 新型コロナの影響で対面カウンセリングは中断しています。電話カウンセリングは、長電話が苦手なので断りました。


アートセラピーに興味を持つ方々の中には、「何故か生きにくい」と思っていて、その根っこに親との関係があるという場合が多いと思います。簡単に解消できるものではないので、どうしようもなかったら、一緒に泣きましょう!?

画用紙に殴り書きをしたり、新聞紙を破るのも気持ちいいですよ。



にかい堂 アート  セラピー

お絵かきのお手伝いやアートセラピーについてのブログです。

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