4月から9月まで、ドリームセラピー専門コースで夢について勉強していました。
(コロナの影響で4月と5月の授業は無くなりましたが。)
「夢は、潜在意識からのメッセージです。」と言われましたが、夢って掴みどころが無いじゃないですか。私は夢を見る時期と見ない時期があるし、正直、あまり興味がありませんでした。去年からアートセラピーを一緒に習った同期生が受けるし(第〇期生って呼ばれるんだけど、その期ごとに雰囲気が全然違います)、ドリームセラピー専門コースって毎年開催されるわけじゃないので、受けとくかぁくらいの軽い気持ちで・・・。
いや、ドリームセラピーは奥が深くて、凄かった!
潜在意識からのメッーセージは、えげつないくらい、心をエグってきました。
私のレポート(公開用に一部修正)と先生のコメントの一部をご紹介しますね。
[レポート]
夢を見た日:令和2年6月20日
タイトル:宇宙人と私
ストーリー:私は「故郷へ帰りたい」と言う宇宙人に協力する。もう少しでUFOに乗り込めるという所で、軍に阻まれる。政府を怒らせたため、私も攻撃対象となった。
異物を排除しようとする政府は、「死のグレートマザー」の象徴。何者であろうとUFOで飛び立ち、自由になることを許さない。
私は、地球に対して敵意が無く、害が無い宇宙人が地球を去ることは、地球人とっても良い事はずと判断した。
私の性格傾向としては、人の動向をうかがい、迎合しようとする。表立って政府と交渉するより、こっそり帰還計画を立てて実行する。他の人を信用せず、助けを求め無い傾向がある。
思考・行動パターンとしては、抵抗するが、適わないという思い癖がある。また、目的のためには自己犠牲を厭わない傾向がある。いっそ、華々しく誰かのために死にたいというネガティブな英雄思考を持っている。
宇宙人は「トリックスター」で、状況を一変させる存在である。
私は、その宇宙人自身は善意の存在でも、地球人にとって有害な何かを持っている可能性(外来種の菌など)を知りながら、正義感によってそれを黙認している。
また、ホモサピエンスの繁栄、哺乳類の楽園がどうなろうと構わないという、厭世観がある。恐竜も滅んだし、地球環境が永久に今のままであるはずがないと思う。
更に、出会った宇宙人が善良だとしても、その上司に当たる存在まで善意を持って地球に対しているとは限らないことも想定内である。
宇宙人に限らず、地球上でも異文化が出会った時に起こる様々な出会いと衝突がある。自分もその流れの中にいるという認識を持っている。
[用語解説]
文中に出てくる「死のグレートマザー」と「トリックスター」は、ユング心理学で原型(アーキタイパル・イメージ)と呼ばれるもので、8種類から1種類を選んでレポートを書くという課題でした。
(書いてたら、2種類、出てきちゃった。ま、いいか、えへへ・・・と、そのまま提出しました。)
[先生からのコメントの一部]
・「ネガティブな英雄思考」・・・弱者を助けたいと思っている。自分が繊細で、優しい人だと忘れないで。
・「厭世観」・・・これまで上手くいかなかったことがあり、それを世の中に投影しているのかも。その中で、英雄になるか弱者を助けるかという行動パターンを身につけたのでは?「あなた自身」を大切にすることは、できていますか?
以上、ドリームセラピーを学んだ結果です。
ドリームセラピーをいつか受けたいと興味を持っていただけたら、今日から夢日記をつけ始めてください。
情報量は多いほど、いいです。
また、長期に渡っての変化も、とても重要な情報です。
無意識からのメッセージは分かりにくいようでいて、角度を変えて見ると、ストレートに突かれたくない所をエグッてきます。「もう、本当に勘弁してよ!」っていうくらい容赦ない。
でも、そこには「あなたをもっと大切にして」、「もっと、あなたらしく生きて」というメッセージが込められているのです。
あなたは、この世にたった一人の、素敵な存在だから!
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